2023年5月17日水曜日
CRRTにおける適切な電解質管理の重要性

2022年3月に、米国サンディエゴで行われたAKI&CRRT 2022での発表の日本語抄訳ナレーション版です。

CRRT(持続的腎代替療法)およびクエン酸塩の使用と、それに伴うイオン化カルシウム(iCa)・イオン化マグネシウム(iMg)を中心とする電解質の挙動に関して、先行文献(主に2022~2020と最近のもの)を挙げつつ、腎臓専門医である演者が論理的に説明。14分間の簡潔なウェビナーです。
CRRTにおいては、iCaだけでなくiMgも低下すること、それらの経時的推移、「CRRT下でクエン酸塩による抗凝固を受ける患者では、tMgとiMgの間に相関関係は生じない」といったことが示されます。興味深い報告ばかりですので、プレゼンで示される引用元の文献も、ぜひご参照下さい。

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